Googleのコアアップデートで感じた「実体験」の重要性
2026年4月のGoogleコアアップデート
2026年4月8日、Googleのコアアルゴリズムアップデートが完了しました。
今回のアップデートは、
単なる順位調整というよりも、
「どんな情報を、本当にユーザーへ届けたいのか」
というGoogle側の方向性が、かなり明確になった印象があります。
特に感じるのが
- 実際に経験していること
- 現場で得た知見
- 専門家としての視点
- 一次情報
こういった「実体験ベース」のコンテンツが、これまで以上に重視されているという点です。
実際、既存情報を整理しただけのページよりも、
- 実際に試した結果
- 現場で起きたこと
- 失敗した話
- 改善した流れ
- 自社で検証した内容
などが含まれている記事の方が、
検索結果でも評価されやすくなっているように感じます。
エッグデザインオフィスでも、
ここ数ヶ月は特に、
「AIに書かせる」のではなく、
「現場で起きたことをAIと整理する」
という考え方を強く意識しています。
これはSEO対策というより、
Googleが求める方向に自然と近づいてきた感覚に近いです。
3月下旬にはスパムアップデートも実施
今回のコアアップデートに先立ち、
2026年3月24日にはスパムアップデートも実施されました。
こちらは約19時間ほどで完了した比較的小規模な更新でしたが、
内容としてはかなり重要だったと思います。
特に、
- AIで大量生成された低品質コンテンツ
- 検索順位操作を目的としたページ
- ユーザーより検索エンジンを意識した量産記事
などへの対策が強化された印象があります。
最近はAIによって、
以前より簡単に大量の記事をつくれるようになりました。
だからこそ今後は、「記事数」よりも、
- 誰が書いているのか
- なぜその内容を語れるのか
- 実際に経験しているのか
という部分が、より重要になっていくと思います。
Googleのスパムポリシーも更新
4月には、Google Search Centralのドキュメント更新も行われました。
その中には、
「戻るボタンのハイジャック(Back button hijacking)」のような、
ユーザー操作を妨げる行為に対する新しいスパムポリシーも追加されています。
これは単純にSEOだけの話ではなく、
「ユーザーにとって不快な体験を減らしたい」
というGoogleの方向性が見えてくる部分でもあります。
つまり、今後は
- 読みやすい
- わかりやすい
- 安心できる
- 信頼できる
という「普通だけど大切な部分」が、さらに重要になっていきそうです。
今後のSEO・AI対策との向き合い方
現在はアップデート完了から少し時間が経ち、
順位変動も徐々に落ち着き始めています。
ただ、アップデート直後に順位が下がったからといって、
慌ててサイト全体を修正するのは少し危険だと思っています。
まず重要なのは、
「どのページが」
「どんな検索意図で」
「どう変化したのか」
を冷静に分析することです。
特にSearch Consoleを見ると、
- 表示回数は増えているのか
- クリック率はどうか
- どんな検索語句で表示されているか
など、SEO対策やAI対策のヒントがかなり見えてきます。
最近は、AIによる概要(AI Overviews)や会話型検索の影響もあり、
単純なキーワード対策だけではなく、
- 実体験
- 一次情報
- 専門性
- 信頼性
- E-E-A-T
を意識したコンテンツ制作が、さらに重要になってきています。
特に最近は、
- 著者情報
- 実績
- 現場経験
- 自社データ
- 実例
などをしっかり掲載しているサイトが、
Googleから評価されやすくなっている印象があります。
エッグデザインオフィスでも、単なるSEO記事ではなく、
「現場で実際に感じたこと」
「実際に試したこと」
「AIと一緒に整理した実務視点」
を重視したコラム制作を、
今後さらに強化していこうと考えています。
今の状況を、専門的な視点からいくつか分析
1. 「ドメインの分散化」から「情報の網羅性・関連性」へのシフト?
かつてのGoogleは、
検索結果の多様性を保つために、
「1つのキーワードに対して、同一ドメインは1〜2ページ程度まで」
という制御をかなり強く行っていました。
いわゆる、「ドメインの分散化」です。
しかし最近の検索結果を見ていると、その考え方が少し変わってきているように感じます。
現在は、
「このサイトが、そのテーマについてどれだけ深く答えられているか」
を重視する方向へシフトしている印象があります。
つまり、
- 関連情報が整理されている
- 一次情報がある
- 実体験がある
- 内部リンクで知識が繋がっている
- 専門テーマが一貫している
こういったサイトに対して、
Googleが
「このテーマなら、このサイトをまとめて見せた方がユーザーに役立つ」
と判断しているように感じます。
実際、コラムで継続的に一次情報を積み上げ、さらにAI対策(GEO / SGE対策)を意識した構造化を行っているサイトでは、
検索結果に複数ページが表示されるケースも増えてきました。
これは、
昔のSEOに戻ったというよりも、
「専門性の高いサイトを、サイト単位で評価する」
という、より高度な評価軸へ進化しているように見えます。
2. 一次情報と実体験の「独り勝ち」に近い状態
今回のアップデートで特に感じたのは、一次情報を持っているサイトの強さです。
実際、順位が大きく落ちていないサイトを見ると、
- 現場経験がある
- 実際に運用している
- 自分で検証している
- 実データを掲載している
など、「実際にやっている人」が書いているコンテンツが非常に強い印象があります。
逆に、AIだけで大量生成されたような、
- 内容が薄い
- 誰でも書ける
- 実体験が見えない
- 表面的なまとめ記事
は、かなり厳しくなってきています。
もちろんAI自体が悪いわけではありません。
重要なのは、
「AIを使っているか」ではなく、
「何を元に記事を書いているか」
だと思います。
エッグデザインオフィスでも、AIはかなり活用しています。
ただ、ベースになっているのは、
- 実際の運用経験
- SEO改善
- クライアント対応
- 検証結果
- 失敗事例
など、現場から得た情報です。
だからこそ、
AIで整理したとしても、
「中身のある情報」として成立しやすいのだと思います。
今回のアップデートは、そういった「本当に経験している人」が、正しく評価されやすくなったアップデートとも感じています。
3. 「検索結果の占有率」が上がるという変化
最近は、1つの検索結果に対して、同じサイトのページが複数表示されるケースも増えています。
これはユーザー視点で見ると、
「このテーマについて詳しく知りたいなら、このサイトを見ればよい」
とGoogleが判断している状態に近いと思います。
マーケティング視点で見ると、これはかなり大きな変化です。
例えば、
- 関連コラム
- 用語解説
- 実例記事
- 比較記事
- 体験記事
などが連動して表示されると、
ユーザーの安心感が大きく変わります。
さらに、
検索結果上での「接触回数」も増えるため、
- クリック率向上
- 指名検索増加
- 信頼性向上
にも繋がりやすくなります。
これは単純なSEO順位というより、
「サイト全体の専門性」が評価されている状態と言えるかもしれません。
最後に今回のGoogleアップデートを見ていて感じるのは、
「SEOテクニックだけで上位表示する時代」が、さらに難しくなってきているということです。
もちろん、内部対策や構造化データなど、技術的なSEOは今後も重要です。
ただ、それ以上に求められているのが、
「実際に経験している人の情報」
だと感じています。
特に最近は、AIによる概要や会話型検索の影響もあり、
「誰が書いているのか」
「本当に経験しているのか」
という部分が、以前よりもかなり重要になってきました。
エッグデザインオフィスでも、
AIを活用しながら情報発信を行っていますが、
大切にしているのは、
AIに「書かせる」ことではなく、
現場で得た経験や実際の運用結果を、
AIと一緒に整理することです。
今後はさらに、
- 実体験
- 一次情報
- 専門性
- 継続的な情報発信
が、サイト全体の信頼性に繋がっていくと思います。
今回のアップデートは、その流れがより明確になった、大きな変化だったように感じています。
この記事は参考になりましたか?
この記事に関連した記事もご覧ください!

2008年1月に起業し、2026年で18年目を迎えました。これまで一貫して「成果につながるWEBサイト」をテーマに、中小企業を中心とした幅広い業種のサイト制作・運用に携わってきました。
企画・デザイン・コーディングはもちろん、公開後の運用サポートやWEBコンサルティングまでをワンストップで提供。制作だけにとどまらず、アクセス解析や改善提案を通じて売上や集客アップといった成果につなげる支援を行っています。
近年は、AI時代の検索体験(SGE / AI Overviews)への最適化にも注力し、自社およびクライアントサイトが実際にAI概要で紹介されるようになっている経験をもとに、SEO・コンテンツ戦略を検証・発信中です。
経営者からは「信頼して任せられるパートナー」として、WEB担当者からは「更新しやすく、使いやすい」と高く評価いただいています。現場で培った知見と実績をもとに、クライアントのWEB活用を支援するとともに、その実践から得た学びをブログで発信しています。
一部の制作実績はホームページ内の「制作事例」で公開中です。






