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WordPressで「Invalid request」?PHPアップデート後にログインできなくなった原因と復旧方法【実例】

WordPressで「Invalid request」?PHPアップデート後にログインできなくなった原因と復旧方法【実例】

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WordPressで「Invalid request」?
PHPアップデート後にログインできなくなった原因と復旧方法を解説します。

先日、WordPressから次のようなメールが届きました。

「〇〇サイトで技術的な問題が発生しています」

特に作業をした覚えもなく、「何が起きた?」と思い管理画面へアクセスすると、表示されたのは──

Invalid request

ログイン画面すら表示されず、管理画面に入れない状態になっていました。

結論:今回の原因は、PHPアップデートにより古いカスタマイズコードの「count(null)」が致命的エラーになったことでした。

今回のトラブルの要点まとめ

  • 発生した問題:WordPress管理画面に「Invalid request」と表示されログインできない
  • 原因:PHPアップデートにより、古いカスタマイズコードの count(null) が致命的エラー化
  • 影響:functions.php のエラーによりサイト処理が停止
  • 解決方法:リカバリーモードでログインし、POSTデータ存在チェックを追加して修正
  • ポイント:PHPバージョンアップでは「今まで動いていたコード」が停止原因になることがある

WordPressから届いたメールの意味

WordPressは致命的なエラーが発生すると、管理者へ自動通知メールを送信します。

このメールには「リカバリーモード」のURLが含まれており、通常ログインできない状態でも管理画面へアクセスできます。

リカバリーモードで確認したエラー内容

メール内のリンクからログインすると、エラー詳細が表示されていました。

  • functions.php 内でエラー発生
  • count() 関数関連のTypeError
  • PHPの致命的エラー(E_ERROR)

つまり、テーマ内のPHPコードが原因でWordPressが停止していました。

原因は数年前に作成したACFカスタマイズ

問題のコードは、数年前に作成したものです。

当時、クラシックエディター + ACFで構築したページで、プレビューが正しく表示されない問題がありました。

その対策として、

  • 投稿リビジョン(プレビュー用データ)へ
  • ACFのカスタムフィールド値を書き込む

処理を functions.php に追加していました。

当時は正常に動作していました。

なぜ突然エラーになったのか|PHP8アップデートによる「Invalid request」の原因

原因はPHPのバージョンアップでした。

以前のPHPでは次のコードは警告扱いでした。

count($_POST['fields']);

しかしPHP8では、

  • 配列以外をcount()に渡すと
  • TypeError(致命的エラー)

になります。

つまり:

PHP7 PHP8
警告で動作継続 サイト停止

「隠れエラー」が表面化した形です。

 

修正方法

POSTデータが存在する場合のみ処理するように修正しました。

if (!empty($_POST['fields']) && is_array($_POST['fields'])) {

これにより、

  • プレビュー機能は維持
  • エラーは解消

できました。

WordPressがログインできなくても復旧できた理由

今回助けられたのが「リカバリーモード」です。

手順はシンプルです。

  • WordPressから届いたメールを確認
  • リカバリーモードURLを開く
  • エラー詳細を確認
  • 該当コードを修正

多くの場合、これで復旧できます。

PHPアップデートで注意したいポイント

特に注意したいのは以下です。

  • functions.php に書いた独自コード
  • 古いカスタマイズ処理
  • $_POST / $_GET を前提とした処理
  • ACF連携コード

これらは普段問題が見えない「隠れエラー」になりやすい部分です。

まとめ|「動いている」は安全ではない

今回のトラブルは、

壊れたのではなく、問題が見えるようになった

というケースでした。

WordPress・プラグイン・PHPのアップデートでは、

「今まで動いていたコードほど注意が必要」

だと改めて感じた事例でした。


この記事は、WordPress運用中に突然ログインできなくなった方や、PHPアップデート後のトラブル対応を調べている方向けに書いています。

WordPressのトラブル対応や運用に関する記事は、 WordPress関連記事一覧 からもご覧いただけます。

 

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ブログ執筆者

エッグデザインオフィス代表 松本 佳明

2008年1月に起業し、2026年で18年目を迎えました。これまで一貫して「成果につながるWEBサイト」をテーマに、中小企業を中心とした幅広い業種のサイト制作・運用に携わってきました。

企画・デザイン・コーディングはもちろん、公開後の運用サポートやWEBコンサルティングまでをワンストップで提供。制作だけにとどまらず、アクセス解析や改善提案を通じて売上や集客アップといった成果につなげる支援を行っています。

近年は、AI時代の検索体験(SGE / AI Overviews)への最適化にも注力し、自社およびクライアントサイトが実際にAI概要で紹介されるようになっている経験をもとに、SEO・コンテンツ戦略を検証・発信中です。

経営者からは「信頼して任せられるパートナー」として、WEB担当者からは「更新しやすく、使いやすい」と高く評価いただいています。現場で培った知見と実績をもとに、クライアントのWEB活用を支援するとともに、その実践から得た学びをブログで発信しています。

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