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GA4 新規ユーザーについて

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GA4における「新規ユーザー」の定義

GA4(Google Analytics 4)における「新規ユーザー」の定義は、まだそのウェブサイトまたはアプリに訪問したことがないユーザーのことを指します。

具体的には、次のような場合に「新規ユーザー」としてカウントされます。

新規ユーザーとして計測されるケース

ユーザーが初めてウェブサイトやアプリに訪問した場合
ユーザーID(クッキー)やデバイスIDに基づいて、そのユーザーは新規ユーザーとして認識されます。過去に一度も訪問したことがない状態でセッションが開始された場合、それは新規ユーザーとしてカウントされます。

クッキーをクリアした場合
クッキーに保存されていた情報(ユーザーIDや訪問履歴)が削除されるため、GA4はそのユーザーを「初めて訪問したユーザー」として認識します。これにより、以前の訪問履歴がリセットされ、再度訪問した場合でも新規ユーザーとしてカウントされます。

異なるデバイスやブラウザを使用した場合
ユーザーが別のデバイスやブラウザからアクセスすると、クッキーやデバイスIDが異なるため、GA4はそのユーザーを新規ユーザーとしてカウントします。

クッキーが有効期限切れとなった場合
クッキーが設定された有効期限を過ぎると、GA4はそのユーザーを新規ユーザーとして認識します。

クッキーが無効化されている場合
ユーザーがブラウザの設定でクッキーを無効にしている場合、GA4はそのユーザーを新規ユーザーとしてカウントします。

プライベートウィンドウ(インコグニートモード)でのアクセス
プライベートウィンドウでは、ブラウザがクッキーやキャッシュを保存せず、新しいセッションが開始されるため、GA4はそのユーザーを新規ユーザーとして認識します。

クッキーについては「ファーストパーティークッキーとサードパーティークッキーについて」も参考にしてください。(クリックで別窓ひらきます)

新規ユーザーとリピーターの違い

新規ユーザー:そのサイトに初めて訪問したユーザー。
リピーター(再訪問ユーザー):過去にそのサイトに訪問したことがあり、再度アクセスしたユーザー。
リピーターの定義がちょっとわかりにくいですが
「指定した期間内に再訪問したユーザー数の合計」
「指定した期間内にリピーターとしてカウントされたユーザー数の合計」
と言う感じです。

新規ユーザーとして計測される理由

GA4はユーザーの識別にクッキーやデバイスIDを使用しています。これらの情報が失われると(クッキーがクリアされたり、プライベートウィンドウを使用したりした場合など)、再度訪問したユーザーが新規ユーザーとして扱われます。
User-IDの設定による識別の精度向上

クッキーやデバイスIDに依存しない、User-IDを設定することで、同じユーザーを複数のデバイスやブラウザから一貫して識別できるようになり、より正確なデータ分析が可能になります。ユーザー識別の精度を高めたい場合は、User-IDの設定を検討することをお勧めします。


結論
GA4における新規ユーザーとしての計測は、主にクッキーの管理に依存しており、クッキーがクリアされたり、プライベートウィンドウが使用されたりすると、そのセッションは新規ユーザーとしてカウントされます。また、異なるデバイスやブラウザからアクセスする場合も、新規ユーザーとして認識されます。正確なユーザー追跡を行うためには、User-IDの設定を利用するのが推奨されます。

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ブログ執筆者

エッグデザインオフィス代表 松本 佳明

ホームページ制作、デザインからコーディング、コンサルティングまでワンストップで完結できるスキルを武器に制作した「ホームページ」そして「公開後のサポート」でクライアントの売上アップに貢献し幅広い業種の経営者の信頼を獲得。また、WEB担当者からは「更新しやすくとても使いやすい」と絶大なる支持を得ている。現在も中小企業の支援で活躍中。

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